自分がゴミ屋敷に住んでることは絶対バレたくない!中には裸を見られるより恥ずかしい、という女性もいるくらい、汚部屋がバレるって辛いことです。
ただ、だからといって隠し通せるかと言うとそんなことはないんです。賃貸アパートであれば退去前にどうしたってバレますし、臭いも漏れています。
汚部屋住人の方はヒドイ状態まで行くともう感覚がマヒしてしまっているので、バレてないと思っているのは自分だけ・・・なんてことも。
ここでは、管理人とその知人が実際どうやって汚部屋がバレてしまったのか、体験談お伝えします。
目次
汚部屋歴半年 管理人のケース
私は都内に一人暮らしてをしていましたが、何も最初から汚部屋だったわけではありません。
キッカケとなったのは、仕事のミス。結構大きなことをやらかしてしまい、当然上司から怒られるわ、同僚には迷惑をかけるわ・・・
何をしても空回りするばっかりで、心底落ち込んでいる時期があり、その時ストレス発散と称して無駄な買い物をしたり、自宅で深酒してしまったり。
そうして荒んだ生活を送っているうちにアレよアレよと汚部屋が完成してしまいました。
そんなある日、遠方に住む母から突然の電話が。
『今〇〇駅にいるから迎えに来て頂戴』
ちょっと!聞いてないんですけど!!・・・となっても後の祭り。なんでも旅行ついででお土産(生もの)も持ってきたから行かせろと言って聞かない。
『実家で暮らしてた時からあんたの部屋は私が片付けてたから、多少汚いくらい分かってるわよ(笑)』
と言いながら強引にうちまで来てしまった母が、玄関を開けた途端
『なにこれあんたゴミ屋敷じゃない!いい加減にしなさい!!』
と大声で怒鳴ったもので、隣人の方がビックリして出てきちゃう始末。もう泣きそうでした・・・。
知人Bさんのケース
これは私の友人と付き合っていたBさん(男性)のケース。
音楽やゲームが趣味ということは聞いていましたが、ある日突然
『ちょっと相談があるんだけど飲みに行かない?』
と友人から連絡が。話を聞いていると、どうやらBさんの部屋には大量のゲームや謎のフィギュアがたくさん飾られている上に、埃だらけの汚部屋だったとか・・・。
しかもそれで平然としているBさん。女性を迎えるのにあり得ませんよね・・・。
『100年の恋も冷めるとはこのことだわ!(笑)』
と酔っ払いながら友人は笑っていましたが、それがキッカケで別れることになりました。
バレたというよりは自分からバラしたケースですが
『真っ当な感覚なら掃除くらいするでしょ!!・・・って、アレ、あんたの部屋も相当汚かったよね(笑)』
と、その後散々イジられましたが、汚部屋はそう思われて当然だよなぁ、と実感したお話。
その他の良くある話
汚部屋がバレるキッカケは様々ですが、その他によくあるパターンが
- 彼氏・彼女の突然の訪問
- 消防設備や排水管など、自宅内に上げなければいけない法定点検
- 管理人や大家さんに窓から目撃される
- 賃貸アパートからの退去時
などです。
定期点検から管理人に通報されるパターン
アパートやマンションなどの集合住宅の場合、設備のメンテナンスや点検の為に、自宅にあがってもらうケースはいくつかあります。
問題なのは、足の踏み場もないくらいの汚部屋の場合、そういう点検を居留守を使って拒否してしまうケース。
中には法律で義務付けられた点検もあるので、業者も困ってしまい大家さんへ通知⇒汚部屋発覚、といった具合に隠し通せなくなります。
大家や近隣住民の目撃
近隣住民の方や大家さん、管理人さんがふと立ち寄った時に窓から目撃されて問題になるケースもよくあります。
カーテンを閉めとけば問題ないと思いがちですが、日中自宅にこもってカーテンは閉めっぱなし・・・そんな生活が心身の健康に良いわけがありませんよね。
また、住民の方に目撃された場合には、近所であらぬ噂をたてられてしまうことも。
やっぱり汚部屋は脱出しなければいけません。
賃貸物件から退去する時
金銭面で最もトラブルになりやすいのがこのケースです。
汚部屋になった部屋というのは、通常の生活ではあり得ないような痛み方をします。
汚れは勿論、腐食・穴があく・大量の虫食い・キノコが生える等々・・・
そうなれば大がかりな修繕費用が発生し、仮に敷金を多めに入れていたとしても程度によってはとてもそれでは賄えないなんてことも。
賃貸物件で退去条件に関して争った場合、借主は守られているケースが多いものですが、他人様から借りている物だということは忘れてはいけません。
また、次のようなケースもあります。
退去を伝えられずに家賃を払い続けて放置した結果・・・
引っ越しは決まっているにも関わらず、元の汚部屋を隠したいがあまり、賃貸物件を借り続けてしまうパターンです。
そうなれば当然家賃の二重払いとなり、生活が苦しくなっていくのは目に見えているはずですが、汚部屋が恥ずかしいと思うあまりに、こうして誤魔化し続けてしまう人が意外に多いようです。
ただ、そこから先は言わずもがな。
結局使われないまま放置され、より痛んだ物件をいつかは退去しなければなりません。そして、二重払いの結果修繕費用を払えず最悪借金地獄に陥ってしまうなんてことも。
汚部屋でいいことなんて一つもない!頑張って脱出しましょう!
このように、自分ひとりの空間だからと気にせず汚部屋を放置していても、いつかは誰かにバレてしまいます。
そして、バレた結果待っているのは、どれも悲惨な結末・・・。
きっと、そんなことは皆さんお分かりかとも思いますが、どうやって汚部屋を脱出すればいいのか分からない、気力が沸かない、そんな人も多いのではないでしょうか。
私も実際汚部屋になっていた時は、色々と苦しんでいました。
まずは、出来る事から一つづつ始めましょう。当サイトがあなたの汚部屋脱出のキッカケとなることを祈っています。