汚部屋が原因でハウスダストアレルギーになってしまう?喘息もちの人は要注意

汚部屋はハウスダストの宝庫です。そんなこと言わずもがなですが、ハウスダストはそれがきっかけでアレルギー症状を起こしたり、喘息になったり、アトピーが悪化してしまったり・・・決して放置していて良い状況ではありません。

ここでは、ハウスダストの実害と汚部屋の関係について解説していきます。

そもそもハウスダストとは?

ハウスダストとは、実内の空気中のを漂う目に見えないホコリ・カビ・ダニの死骸や糞・花粉・糸くずが小さくほつれたもの、などなど、家庭生活で出る様々な小さなゴミの総称です。

また、犬・猫などのペットを飼っていると、抜け毛やペットについたダニ、糞尿などもハウスダストとなって空気中を漂います。

ハウスダストは主に寝室やリビングなど、生活の主となるスペースで発生しやすく、その分人体へ影響を及ぼしやすいのです。

ハウスダストはなぜ出る?増える?

これはとにかく掃除が足りないからです。

定期的に掃除機をかける、ゴミをコマメに捨てる、布団のシーツを洗濯する・干す、といった生活の中で必要な掃除を怠れば怠るほどハウスダストが発生しやすくなります。

また、家庭内に布製品が多かったり、ペットを飼っていたりすれば、それだけハウスダストが発生しやすい環境と言えます。

ハウスダストが人体に与える悪影響とは

ハウスダストのアレルギー源はダニ?

ダニは、アトピー性皮膚炎、気管支喘息、アレルギー性結膜炎、アレルギー性鼻炎など、さまざまなアレルギー性疾患の原因となっています。ここではアレルギー性鼻炎を題材に、ダニアレルギーについて記載します。
スギ花粉などをアレルゲンとするアレルギー性鼻炎は季節性ですが、ダニなどのハウスダストを原因とするアレルギー性鼻炎は、年間を通じて症状が現れます。主なアレルゲンと症状が発現する期間は図のようになっています。

出典:認定NPO法人 アレルギー支援ネットワーク

ハウスダストでアレルギーの元となるのは主にダニアレルギーと言われています。

また、花粉症のような季節性の物と違い、自宅の環境次第で一年を通じてハウスダストは発生するので、様々なアレルギー性疾患を引き起こしやすいという危険性もあります。

管理人も以前、汚部屋だった時に、かなり鼻炎に悩まされました。部屋に入ると目が痒くなったり、クシャミが止まらなくなったり・・・まだ軽度で良かったのですが、それ以来ホコリにはかなり敏感な体質となってしまいました。

汚部屋はハウスダストの発生源そのもの!根本的な解決を!

すでにアレルギーの症状が表れている場合には、医師の診察の元、適切な対処を取って下さい。

しかし、いずれにしてもハウスダストの根本である汚部屋をなんとかしなければ、永遠に負のループが続きます。

汚部屋はダニ・カビ・細菌が発生し放題

汚部屋はホコリは勿論、ダニ・カビ・細菌などあらゆるハウスダストの発生源にとってパラダイスのような状況です。

本来、それらを出さない為にはコマメな掃除・空気の入れ替え・適切な室温・湿度を保つ、などが大切なことですが、汚部屋はそれらすべてが出来ない状態。

当然、ハウスダストが発生し放題な状況です。

また、花粉症などのアレルギーと同様、今は大丈夫でもアレルギー性疾患はある日突然症状が現れる物で、発症までの期間や症状には個人差が大きく、ある日突然重大な疾病に繋がってもおかしくない恐ろしいものです。

根本的な対処の為には何よりもまず汚部屋退治!

ハウスダストとそこからくるアレルギーを食い止める為には、先ず何よりも部屋を清潔に保つことです。

その為には汚部屋から脱出しなければなりません。

汚部屋を自分で掃除にするには?どこから?どうやる?

とは言え、すでに汚部屋になってしまっている人は、様々な原因から『なりたくて汚部屋にしたわけじゃない』という方も多いはず。

もしもまだ、自力で部屋を片付ける気力が残っているようであれば、是非とも上記の記事を参考に、出来る事から一つづつ取り組んでみて下さい。

また、どうしても自力では難しい場合は、汚部屋清掃の専門業者に依頼するのも一つの方法です。

ハウスダストで苦しむ前に・・・汚部屋清掃業者の実態まとめ

こちらでは、管理人が実際に汚部屋清掃業者に頼んだ実例を交えて、清掃業者の選び方や費用の相場などを解説しています。

あなたの身体がハウスダストに侵されてしまう前に、何とか汚部屋から脱出できるよう参考になれば幸いです。