汚部屋掃除悪徳業者が急増中!その手口と実態を全て暴露

賢く使えば魔の汚部屋から脱出できる・・・そんな汚部屋清掃、ゴミ屋敷清掃の業者ですが、これらの業者は小規模業者が多く、それ故に本当に困っている人の弱みにつけこむような悪徳業者が残念ながらいます。

ここでは、実例を交えてそんな悪徳業者の事例を紹介していきます。

国民生活センターに寄せられたトラブル実例

トラブル事例出典:独立行政法人 国民生活センター

無料と思って呼び止めたら、後で有料と言われた

「不用になった家電製品等を無料で回収する」とトラックでアナウンスしていた業者を呼び止めて、テレビの回収を依頼。家に来た業者は「回収費用は2000円かかる」と言った。「無料と言っていた」と言っても、「全て無料と言う訳ではない」と威圧的に言うので断れず、2000円を払って回収してもらった。領収書も渡されなかった。(60歳 女性)

無料と思って頼んだら、車に積んだ後で料金を請求された

「こちらは無料回収車です。お困りの粗大ゴミはありませんか」と廃品回収業者が回ってきたので自転車、石、カーペットなど結構な量を出した。次々と車に積んだ後、電卓を取り出したので「えっ、有料」と驚いて言った。リサイクル料金はかかると言われ仕方なく2万500円を支払った。(女性 主婦)

車に積んだ後で、見積りの2倍以上の料金を請求された

チラシに「見積り無料」とあったので電話をして来てもらったところ、引取りに10万円位かかると言われたが詳しい説明は無かった。品物は折りたたみベッドや本箱、パソコン、食器、キーボードなど15点位。全部運び出し、業者の車に積み込んでから「思ったより多かったので全部で23万円になる」と言われた。引越しを控えていたので今さら断れないと思い、納得できないまま全額支払った。領収書はあるが見積り書はもらっていない。(男性 学生)

業者が回収した物が不法投棄されていた

「不用品回収します」と訪問され、パソコンディスプレイと自転車を渡して処分代金1500円を払った。後日、回収品が道路脇に捨て去られていた。(50代 男性)

このように、実際に廃品回収・不用品回収などで業者に依頼した際、金銭的なトラブルや、不法投棄をする悪徳業者だったという実例は後を絶ちません。

これらの事例は2007年以前のデータですが、現在でもそういった業者はまだまだ多く、実際に東京都の調布市では2018年7月に下記の注意喚起を行っています。

引用:調布市ホームページ

近年「廃品回収」「粗大ごみを無料で回収します」と記載したチラシを配布したり、不用品を回収しますと拡声器などで案内しながら軽トラックなどで巡回している業者が見受けられます。

家庭から出るごみを収集・運搬・処分するには市の委託や許可が必要です。これらの業者は許可を得ていない場合がほとんどでトラブルが多発しています。無許可の業者は絶対に利用しないでください。
(注)「産業廃棄物」・「古物営業」・「貨物運送事業」の許可では、家庭ごみを収集・運搬・処分することはできません。

次のような無許可での廃棄物の回収行為は違法です。

  • トラック型回収
    拡声器などを使用しながら、軽トラックなどで市内を巡回して回収する。
  • チラシ型回収
    「無料で不用品を回収します。」等と書かれたチラシを各家庭に配る。
  • WEB宣伝型回収
    ホームページで「ご家庭の不用品を無料で引き取ります。」等とうたい、不用品を回収する。
  • 拠点型回収
    空き地に「不用品の無料回収」等と書いた看板や旗を掲げて回収するもの

ゴミや不用品の回収依頼は、自宅の住所などを特定されてしまうことから、いざ悪徳業者に捕まって脅されてしまうと、大きな恐怖を感じてしまうもの。

特に女性の一人暮らしであれば尚更です。

悪徳業者の被害に合わないための見分け方

汚部屋を脱出したいのに、これでは気軽に業者に頼めませんよね。このような被害にあわないためにはどうすればいいのでしょうか。

自治体の許可があるか必ず前もって確認

家庭内のゴミの回収は、原則として無許可での営業は禁じられています。その為、市や区ごとの自治体の許可を得ていない業者は絶対に利用しないようにしましょう。

例えば東京都であれば、ゴミ回収の業者として営業許可を受けるには公安委員会の許可が必要です。

許可番号が必ず発行されているので、ホームページなどに番号の記載があるかチェックしてみましょう。

業者のホームページがあるかを必ずチェック

ポストに勝手に投函されているようなチラシにはよく『無料回収』を謳う業者がありますが、そういった業者は悪徳業者の可能性が高く、チラシにはしっかり許可を取っているように書いてあるところも少ないくありません。

ただ、それらはデタラメな可能性もあります。

最低限、ホームページがあり、その上で会社概要や許可営業の証明、料金の概算などをしっかりと明示しているかを確認しましょう。

連絡先が携帯の番号という業者はNG

いくらホームページやチラシでしっかりしたことを謳っていても、連絡先が個人の携帯というところは要注意です。

優良業者はどこで判断?

・営業許可の番号を明示している

・ホームページ上に代表者等の顔写真がある

・会社の所在地をはっきり明示している

・電話番号がフリーダイヤルか固定電話の番号

・料金が明示されている

・訪問見積もりに応じてくれる

最低限、これらを満たしている業者を選んで下さい。

一人暮らしの女性ならではの悩みに答えてくれる業者とは

ここまでは基本的な業者の見極め方ですが、女性ならではの悩みとして根本的に部屋を見られたくない、住所を知られてしまう怖さ、というものがあります。

その為、個人情報をどれだけ守ってくれるか、近隣の方に汚部屋であるここを知られないよう配慮してくれるか、というのも重要な要素です。

管理人である私は、実際一人暮らしで汚部屋清掃を業者に依頼しましたが、その際に色々な悩みを親身に聞いてくれて、適切な対処をしてくれる業者さんに出会うことが出来ました。

東京で一人暮らしの私が実際に汚部屋掃除を依頼した体験談

こちらのページではその実体験を記載していますので、業者選びに迷うようでしたら、是非とも参考にされてみて下さい。