こちらでは、汚部屋を掃除した後に出る家電ゴミ、ビデオデッキ・レコーダーなど小型家電の処分方法について解説しています。小型家電リサイクル法によって処分方法が決められており、対象となる28品目は以下の通りです。
小型家電リサイクル対象品目(28品目)
それぞれの状況に合わせて適切な処分方法を検討して下さい。尚、
ビデオデッキはサイズにより不燃ゴミ or 粗大ゴミ
デジタルビデオカメラは家電リサイクル法の対象品目
HDDレコーダーは家電リサイクル法の対象品目
となっています。
目次
ビデオデッキ・HDDレコーダーの処分方法・捨て方
1.リサイクルショップに売却
もしもまだ使えるような物であればリサイクルショップに売るのが最もお金がかからない方法です。物によっては収入になることも。
自宅まで見積もり・回収に来てくれるリサイクルショップも多いので、まずは最寄りのお店に買取が可能か、回収に来てもらえるか、問い合わせてみると良いでしょう。
2.オークションで売却する
まだ使える物であればヤフオクや楽天などのオークションサイトを利用するのも一つの手です。
古いタイプの商品でも、あまりお金がない一人暮らしの学生などには需要があり、送料分くらいの価格で売れることもしばしば。
出品や決済、発送の手間はかかりますが、お金をかけずに処分する方法としては十分検討に値します。
3.『都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト』に参加する
2020年に東京で開催されるオリンピック・パラリンピック競技大会の入賞メダルに、不要になった小型家電に含まれるリサイクル材が活用されることになりました。
東京2020実行委員会が主催するこの取り組みは、各自治体の役所等に不用品回収ボックスを設けており、本来有料回収となるレコーダーやデジカメなどを無料で回収してくれます。
※ビデオデッキは対象外
すでに使えなくなった製品も回収対象ですので、有料で捨てるくらいであればこのプロジェクトに参加すると良いでしょう。
受け付け期間:2019年3月まで ※必要量が集まり次第終了。
東京都の回収ボックスの場所等についてはこちらをご覧ください。
※自治体によって回収品目が異なりますので上記サイトをご確認下さい。
4.ビデオデッキはサイズを確認して不燃ゴミか粗大ゴミ
小型家電リサイクル品目ではないビデオデッキはゴミとして捨てるしかありません。
サイズによって不燃ごみと粗大ゴミのどちらになるか異なります。東京都の多くの自治体は1辺が30cm未満のサイズを不燃ごみ、それ以上を粗大ゴミとしていますが、詳細はページ下部の自治体一覧から公式ホームページをご覧ください。
費用は1000円で400円券2枚と200円券1枚を最寄りのコンビニやスーパー等で購入し、事前に自治体に申し込みの上所定の位置へ廃棄します。
5.ゴミ回収業者を利用する
買い替えの予定もない、すでに壊れてしまっていてリサイクルショップやオークションで捌くこともできない、そんな小型家電を引き取ってくれるのがゴミ回収業者です。
自宅まで回収に来てくれるので手間はかかりませんが、処分費用は小型家電リサイクル法に基づいた各自治体の処分費用より高くなります。費用の相場は5000円程度です。
ゴミ回収業者の中には無料回収を謳っておきながら、荷物を積み込んでから料金を請求してくる悪徳業者もいます。ビデオデッキやレコーダーなどを無料で処分してくれる民間業者はありません。もしもそんな業者がいたら、悪徳業者の可能性が高いので、絶対に避けて下さい。
5.自分で指定場所へ持ち込み処分する
ビデオデッキを自分で粗大ごみ受付センターまで運搬できる場合には、以下の流れで処分費用を抑えて廃棄が可能です。
- 手順1コンビニ等で粗大ごみ券を購入お近くのコンビニなどで粗大ごみ券を購入します。中央区を例に取るとビデオカメラ・ビデオデッキは200円券1枚で済むので少しお得です※品目による処分金額は必ず各自治体のページで確認してください。
- 手順2指定場所まで運ぶ東京都の粗大ごみ受付センターまで自分で運び、処分をお願いします。
東京都の粗大ごみに関する公式ページ一覧
東京都市区町村 あ行
足立区、荒川区、板橋区、江戸川区、大田区、昭島市、あきる野市、稲城市、青梅市
東京都市区町村 か行
葛飾区、北区、江東区、清瀬市、国立市、小金井市、国分寺市、小平市、狛江市
東京都市区町村 さ行
新宿区、品川区、渋谷区、杉並区、墨田区、世田谷区
東京都市区町村 た行
台東区、中央区、千代田区、豊島区、立川市、多摩市、調布市
東京都市区町村 な行
中野区、練馬区、西東京市、西多摩郡奥多摩町
東京都市区町村 は行
文京区、八王子市、羽村市、東久留米市、東村山市、東大和市、日野市、府中市、福生市、日の出町
東京都市区町村 ま行
港区、目黒区、町田市、三鷹市、武蔵野市、武蔵村山市
ビデオデッキ・レコーダーの処分方法・捨て方まとめ
このように適切な処理方法は、物の状態とによって異なりますが、小型家電であるこれらは、現在東京オリンピック・パラリンピックのプロジェクトで無料で回収してもらえるのが大きなポイントですね。
- まだ使えるようならリサイクルショップかオークションサイトで売却
- もう使えない物なら、「みんなのメダルプロジェクト」を利用して無料廃棄
- 自力で運搬可能であれば、粗大ごみセンターへ持ち込む
- サイズの小さいビデオデッキは不燃ゴミとして出せる場合もある
尚、その他にも処分したいゴミがあるようであれば、下記の捨て方を参考にまとめて処分するのが賢い方法。是非とも参考にしてみて下さい。